高卒サラリーマンが電験3種に合格するまで【失敗・諦め・合格の体験記】

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「高卒の自分には、電験3種なんて無理かもしれない」

そう感じていませんか?

私もまったく同じ気持ちでした。勉強が得意だったわけではないし、仕事で絶対に必要な資格ではない。そんな状態で2013年に始めて電験3種に挑戦して、途中で挫折し、科目合格をリセットするという経験をしました。

それでも、なんとか立ち上がり2017年に電験3種に合格できました。

この記事では、高卒サラリーマンである私が電験3種に合格するまでの全記録を、失敗談も含めてすべて書きました。「高卒でも受かるのか」「何年かかるのか」「どんな教材を使えばいいのか」——そういった疑問に、私自身の体験をお伝えします。

諦めかけているあなたにこそ、読んでほしいです。

この記事で分かること
  • 高卒でも電験3種に合格できる理由
  • 科目合格をリセットしても再挑戦できた実際の経緯
  • 平日1〜2時間・休日2時間で合格できたスケジュール
目次

高卒サラリーマンでも電験3種は合格できるのか?

高卒でも、電験3種は合格できます。

高卒のサラリーマンですが、独学で合格できますか?

高卒でも、合格できます。科目合格制度をうまく活用しながら、積み重ねていくことがオススメです!

参考までに私のスペック

項目内容
最終学歴工業高校卒業(偏差値46)
職種サラリーマン(電気関係)
電気の知識工業高校の授業レベル(理論、電力、機械の基礎をざっくりと)
受験開始高校3年生
完全合格2017年

電気主任技術者というと、「電気系の大学・専門学校を出た人が取るもの」というイメージがあるかもしれません。しかし実際には、独学・高卒・社会人として働きながら合格している人はたくさんいます。私もその一人です。

合格までにかかった年数と勉強時間

  • 合格までの実質的な受験期間:2015年〜2017年の3年間
  • 1日の勉強時間:平日1〜2時間、土日のどちらか2時間程度
  • 使用教材の費用:参考書・過去問解説集・ノートのみ(おおよそ1〜2万円以内

ご存知かと思いますが、電験3種には科目合格制度があります。4科目(理論・電力・機械・法規)を一発で全部合格しなくてもよく、合格した科目は3年間有効です。1年に1〜2科目ずつ確実に合格していく戦略がオススメです!

受験歴を時系列で全部公開します

高校3年生のとき——朝補習1.5時間×半年間で2科目合格した話

高校3年生のとき、学校から電験3種の受験を勧められました。毎朝1.5時間の補習を約半年間続け、その積み重ねで試験に臨みました。

結果は、電力と法規の2科目合格

当時は電験3種がどれほどの資格なのかよく分かっていませんでしたが、毎朝1時間半コツコツと勉強を続けたことと、試験に詳しい先生に質問し放題の環境があったおかげで2科目合格できたのかなと思います。

その後ブランク——科目合格をリセットしてしまった後悔

2科目合格した後、私は電験3種への興味を失ってしまいました。

仕事が始まり、資格のことは頭から消えていきました。気づいたときには科目合格の有効期限が切れ、リセット。高校時代に積み上げた2科目分が、ゼロに戻ってしまいました。←勿体無い!!(今の私より)

科目合格がリセットされてからどのように立ち直ったのか?

2015年に電験3種の勉強をスタートした時は、あの時続けていれば・・・と後悔しました。
0から立ち上がれたのは、自分自身が電験3種を取りたい!という理由を見つけられたことと、取得後のメリットや周囲からの反応を想像して、黙々と勉強を重ねました。

2015年——受験を再開、電力・法規を再び合格

2015年に受験を再開し、当時は科目合格だけを狙うなど戦略は立てておらず、4科目すべて勉強していました。

高校時代に学んでいたことが助けになり、なんとか電力・法規2科目合格

結果的に、2科目合格できたことで、自分に自信がつき、残り2科目だけという心の余裕が、モチベーションアップに繋がりました。

2016年——理論合格

翌年は、ほとんどの時間を理論に時間を注ぎました。

理論は計算問題が多く、電気回路・電磁気学・電子理論と範囲が広く、苦手意識がありました。過去問を解いて、分からないところを参考書などで確認する勉強を繰り返すことで、少しずつ記憶に定着。2016年に理論合格。残るは機械の1科目になりました。

2017年——機械合格、そして電験3種 完全合格

最後に残った機械が、私にとって一番苦戦した科目でした。

機械は電動機・変圧器・パワーエレクトロニクス・照明など、自分の仕事とは直接関係のない分野が多く、内容を理解するのに時間がかかりました。「理解できているのかどうか自分でも分からない」という感覚が続き、精神的にきつい時期もありました。

それでも過去問を繰り返し、2017年に機械合格

私が実際にやっていた勉強法

使った教材は3つだけ

教材用途
高校で配布された参考書(公式・重要事項集)基礎の公式確認
過去問解説集メインの学習教材
ペーパーノート間違えた問題・公式の手書きメモ

上記の3つを購入するのに、当時は1万円もかからなかったと思います。

参考書は「分からない箇所を調べるとき」だけ開く辞書的な使い方にし、読み込む時間より、問題を解く時間を増やすためです。

ちなみに、現在販売されているおすすめの参考書・過去問はこちら

平日1〜2時間、休日2時間のスケジュール

  • 平日:仕事終わりに1〜2時間(通勤時間や休憩を活用することもあった)
  • 休日:土日のどちらか1日に2時間程度

毎日完璧にこなせたわけではありません。疲れてできない日もありました。「週単位で帳尻を合わせる」感覚でやると、プレッシャーが少し楽になりました。

過去問を中心に回す理由

よく、電験3種は過去問と同じような問題はでないと言われますが出題の傾向があります。なかなか参考書をゼロから読み込んでも頭に入らなかった経験から、過去問を実際に解いて答え合わせを繰り返し「なぜそうなるのか」を考え理解する方が頭に入ってきました。

実はこれは、科学的にも有効な勉強方法として確認されており、『アクティブリコール』という有効な勉強方法になります。

詳しくは、こちらの記事を見てください。

科目合格リセットを経験して分かったこと

「諦めかけた時期」の正直な気持ち

受験を再開した2015年以降も、順調だったわけではありません。

機械科目で苦戦していた時期は、「このまま続けても意味があるのかな」と何度も思いました。仕事が忙しくなると勉強時間は減り、参考書を開かない週もありました。

それでも完全にやめなかったのは、「科目合格をリセットした後悔」がどこかにあったからだと思います。あの経験があったので、「また手放したくない」という気持ちが続けさせてくれました。

それでも再挑戦できた理由

『諦めずに続けられた3つの理由』
  • 科目合格制度のおかげで「1科目ずつでいい」というプレッシャーの低さがあった
  • 科目合格できたことから、自分の勉強の仕方に自信がついた
  • 自分自身が、電験3種を取得したい理由を持つことができていた

完璧なモチベーションがなくても続けられます。「昨年の自分に負けたくない」くらいの気持ちで十分です。

まとめ——諦めかけたあなたへ

〜この記事のまとめ〜
  • 高卒でも、サラリーマンでも、電験3種は合格できる
  • 科目合格制度を使えば、1科目ずつ1〜2年かけてOK
  • まずは参考書・過去問・ノートの3つで十分。費用は1〜2万円
  • 科目合格がリセットしても、ゼロではない。また始められる!

電験3種は難しい資格ですが、絶対に手が届かない資格ではありません。

諦めかけているあなたへ——まず、過去問を1冊手に取るところから始めてみてください。それだけでいいです。

あなたの合格を、心から応援しています。

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著者

2017年 電験3種取得🔥

高校生の時に電験3種を初受験→不合格で挫折を経験
スキルアップのため、再度奮起して2015年に再受験→2科目合格
2016年→1科目合格
2017年→1科目合格で念願の電験3種取得
仕事は、電気設備管理業務に従事

現場で働くサラリーマンが、執念の電験3種合格までのロードマップについて発信しています。

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