クラオくん通信講座、正直ちょっと気になってるんだ。でも何万円もするし、買って使わなかったらどうしようって思うと踏み切れなくて。



その迷い、よく分かるよ。私も同じところで止まって、結局6年間ずっと使わなかったからね。
電験3種の通信講座の価格は、4科目そろえるなら7万円台から20万円台。科目別なら2万円台からあります。(2026年9月時点)
決して安い買い物ではありません。だからこそ、買う前に「自分に必要かどうか」を見極めたいはず。
ちなみに私クラゲは、工業高校を出て、働きながら電験3種に合格しました。初受験から合格まで6年かかっています。
- 電験3種合格後に思う、通信講座のメリットとデメリット
- 独学を続けていい人と、講座を考えたほうがいい人の見分け方
- 1科目も取れずリセットになった年に、私が講座を選ばなかった理由
先に結論を言うと、判断は3つあります。
①受験動機が明確か。②前に進んでいるか。③自力で埋められない穴があるか。
私は通信講座を使いませんでした
私は合格までに、5回以上受験しています。それでも一度も通信講座を使いませんでした。
理由は、はっきりしています。
- 2015年 電力・法規に合格
- 2016年 理論に合格
- 2017年 機械に合格(60点ギリギリ)→ 完全合格
- 教材は参考書と過去問集だけ。1〜2万円ほどだったと記憶しています
2015年以降は毎年、何かしら受かっていました。だから「無理だ」と感じる場面が、来なかったのです。
安く済ませたことを自慢したいわけではありません。私の場合は時間を掛けながら独学でギリギリ取得できた、という話です。
通信講座のメリット
電験2種受験期間に、通信講座を真剣に検討しました。
そのとき見えたものを3つ書きます。
①分からないことを、聞ける
独学でいちばんきついのは、分からない問題に時間を取られることではありません。
分からないのが自分のせいなのか、解説のせいなのかが分からないことです。
理論科目の勉強をしていたとき、解説そのものが誤っていることがありました。
解説を読んでも、どうしても納得できない。自分の理解が足りないのだと思って、何度も読み返しました。その日は結局、解決できませんでした。
翌日、冷静になって別の資料で調べ直したら、解説のほうが間違っていました。
こういうことが、数回ありました。
その時に、「これ、解説が変じゃないですか」と聞ける相手がいれば、あの2日間は生まれませんでした。
通信講座の「質問できる」環境は、そういう時間を買うためのものだと思います。
②正しい勉強方法を、最初から渡してもらえる
私は過去問を解いて、答え合わせをする。これをひたすら繰り返していました。
過去問を解く。答え合わせをする。その年の過去問が終わると次の過去問に進む。この繰り返しでした。
真面目にやっていたつもりでしたし、時間もかなり注ぎました。
でも、いま振り返ると効率の悪いやり方だったと思っています。
理由は、すでに解ける問題にも、毎回同じ時間を使っていたからです。苦手なところを重点的にやるという発想がありませんでした。
もうひとつ足りなかったのが、思い出す練習です。アクティブリコールと呼ばれる考え方で、解説を読んで理解した気になるのではなく、何も見ずに思い出せるかを試す学習法です。
年度ごとに解き直すこと自体が悪いとは思いません。あれで身についたものも確かにあります。ただ、同じ時間でもっと積み上げられたはずだというのが、いまの実感です。
勉強の仕方だけなら、講座を買わなくても変えられます。 お金を出す前に、まずここを変えてみる手があります。
〜AIを使った復習サイクルの作り方〜


③積み上げられた合格メソッドが手に入る
これが、私がいちばん大きいと思っているメリットです。
通信講座が売っているのは、動画やテキストそのものではありません。何年もかけて積み上げられた「合格の型」です。
私が6年かけたのは、自分で合格メソッドを作っていた時間でもありました。
どの科目から手をつけるか。過去問を何周するか。捨てていい範囲はどこか。全部、自分で試して、外して、やり直しました。
それを最初から渡してもらえるなら、大きな価値はあります。
いまも正直、安いとは思いません。ただ、それだけの価値はあると思っています。
通信講座のデメリット
ここからが、この記事で一番書きたかったことです。
決意がないと、買っても使わない
私には、1科目も取れなかった年があります。社会人2年目のことでした。
その年、高校生のときに取った科目合格も期限切れになり、全科目リセットになりました。(当時の科目合格は2年間保持でした。現在は、科目合格の翌回から連続5回の受験まで有効)
普通なら、ここで「独学は無理だ」と考えて講座を探すところだと思います。
それでも私は、通信講座を使おうとは思いませんでした。
お金が理由ではありません。
「電験3種を取りたい」という決意が、まだ無かったからです。
当時の私は、社会人になって使えるお金が増えて、いろんな遊びに夢中になっていました。電験3種を取っても意味がないと思っていました。
そういう状態のときに講座を買っても、机に向かわなかったと思います。
〜「電験3種はやめとけ」への私の答え〜


受験しなければ、意味がない
もうひとつ、自分の話をします。
電験2種に挑戦していたとき、私は通信講座に価値を感じていました。数学の限界にぶつかって、教えてくれる人が必要だと本気で思っていました。
それでも、使いませんでした。
別の試験に集中するため、電験2種の受験そのものを一度保留したからです。
講座の質でも、金額でもなく、その年に受けるかどうかで価値が決まる場面があります。買うタイミングは、受験を決めたあとでいいと思います。
金額は、やはり軽くない
正直に書きます。安くはありません。
- 4科目そろえるなら、7万円台から20万円
- 科目別なら、2万円台から
- 私の独学の教材費は、1〜2万円ほど
(2026年9月時点)
資格手当がある会社なら、回収できるかもしれません。 ただ、私の勤め先には資格手当がありませんでした。会社によるので、まず自分の会社の制度を確認してみてください。
〜おすすめ通信講座の比較記事〜


独学を続けていい人・講座を考えたほうがいい人



メリットもデメリットも分かったけど、ぼくはどっちなんだろう。



順番に見ていけば分かるよ。大事なのは、お金の話を最後に回すこと。
判断は、この3段で考える
- 受験動機が明確か — ノーなら、講座を買っても使いません。まず「なぜ取りたいか」を決める
- 前に進んでいるか — 今年1科目でも取れたか。去年より点数は上がったか。Yesなら独学でもOK
- 自力で埋められない穴があるか — 質問したい。正しい勉強方法を知りたい。Yesなら講座の出番


①から順番に見てください。 ①でつまずいている人が②③を考えても、答えは出ません。
私の場合は、こうだった
3つの段に、自分を当てはめるとこうなります。
①決意 — 社会人2年目には、無かった。だから何を買っても使わなかった
②前進 — 2015年からは毎年1〜2科目ずつ取れた。だから独学を続けた
③限界 — 3種では来なかった。電験2種で、初めて来た
自力で合格できる活路が見いだせるなら、独学をおすすめします。自分の力に限界を感じたときが、通信講座の出番です。
②で進んでいる人は、まだ独学でいけます。無理に買う必要はありません。
③まで来ている人は、お金で時間を買う判断があっていいと思います。
〜私がおすすめする通信講座の比較はこちら〜


まとめ



整理できた気がする。ぼくはまず、受験動機から考えてみるよ。



うん!まずはそこからだね。今日から一歩ずつ進んでみよう!
改めて、この記事の要点です。
- メリット — ①分からないことを聞ける ②正しい勉強方法が手に入る ③積み上げられた合格メソッドが手に入る
- デメリット — ①決意がないと使わない ②受験しなければ意味がない ③金額は軽くない
- 判断は3段 — ①受験動機が明確か ②前に進んでいるか ③自力で埋められない穴があるか
- 私は使わなかった — 毎年1〜2科目ずつ取れていて、無理だとは感じなかったから
- 安いとは思わない — それでも、価値はあると思っている
私は1科目も取れずリセットになった年に、講座を買いませんでした。お金が無かったからではありません。
買うより先に、決めることがあったからです。
私は6年かかりました。無駄だったとは思っていませんが、あなたが同じ遠回りをする必要はありません。
今日やること
今年、1科目でも取れましたか。 書き出すだけで、1分で終わります。
- 取れているなら、独学を続けていい。活路は見えています
- 取れていないなら、原因が「決意」なのか「勉強方法」なのかを分けて考えてみてください
ちなみに、これから初受験でまだ何も買っていない人も、考え方は同じです。まず1科目を独学でやってみる。そこで①〜③のどこで止まるかを見てから決めても、遅くありません。
〜まずは無料で揃う教材から〜


心から応援しています。
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