
電力会社の乗り換えができることを知ったんだけど、どこの会社がいいか分からないな・・・



そうだよね。電気プランは複雑で分かりづらいから、初めて乗り換えするときは不安だよね。
他にも
- いざ電力会社を乗り換えするにはなんだか踏み出せない。
- 乗り換えで損しそうで怖い
- いろんなサイトがあるけど、騙されそうで怖い
固定費削減のため電力会社の乗り換えしようと思ったが、不安で身動きが取れないという方に向けて、
乗り換えの仕方やコツについてできるだけ分かりやすく解説していきたい
この記事を読むことで
- 電力会社の乗り換えで損しないコツが分かる
- ご家庭にとって最適なプランを選べるようになる
基礎知識
電気料金の内訳
電気料金の内訳を大きく分けると、基本料金、電力量料金、再エネ賦課金となっている
出典:経済産業省HP
右側の再エネ賦課金については、国の政策による料金設定のため、全国統一価格となっている。
各電力会社は、基本料金、電力量料金(電力量料金と燃料費調整)について、それぞれが特徴ある料金設定をしているのだ。
例えば、
基本料金を高めに設定して、電力量料金は安めのプラン→こちらの場合は、たくさん電気を使う家庭におすすめとなる
また、基本料金は低めだが、電力量料金が高めのプラン→こちらは、太陽光や蓄電池で電気をあまり購入しないようなご家庭におすすめといったイメージだ。
また、その他にも市場価格調整金や容量拠出金、電源調達調整費など項目があるが、こちらについてはこの記事を見てほしい


乗り換えの流れ
基本的な乗り換えは以下の通り
- 乗り換え先の電力会社を選定する
- 乗り換え先の電力会社と契約する
- 契約先の電力会社から、現在契約している電力会社へ解約の依頼にて解約
以上の3ステップが大まかな流れとなっている。
一般的に、平日であれば、最短1日で申し込みが完了し、2週間から1ヶ月後には切り替えが完了するといった感じ。
案外簡単なものだ。
よくある落とし穴
市場連動型プラン
まず一番最初に気をつけたいのは、市場連動型プランってやつ。
通常の電気料金は、電気代の単価が事前に決められており、単価(固定)☓使用量(変動)で計算され、電気を使った分だけ電気代が高くなる。
しかし、市場連動型プランは、電力市場価格に応じて変動するプランであり、電気の単価が変動するのが特徴だ。
つまり、電気の単価変動のリスクを我々顧客が負うということだ。
簡単に言うと、状況がいいときは安いが、状況が悪いときは高くなる。
状況は、天候や需要、経済などさまざまな要因で変化する。
ちなみに電力市場価格については、その他の株式市場等と同様で、売り手と買い手のバランスによって価格決定される。
一番分かりやすいパターンだと、昼間は太陽光発電によってたくさん電気が作られ、売り手が多くなり、電力市場価格が低くなる。
一方で、冬の寒波などで急激に暖房など、電気がたくさん必要となり、買い手が多くなると、電力市場価格が高くなる。
このリスクをどう考えるかによるが、私なら市場連動型プランは選ばないだろう。
燃料費調整の上限
燃料費調整は、発電に必要となる燃料の価格変動に応じて徴収される料金である。
ここで知っておきたいのは、規制料金と自由料金についてだ。
ぱっと見た感じ自由料金の方がいいような気がするが、実はそうでもない。
まず規制料金とは、大手電力の従量電灯〇〇とかいうプランのことで、燃料費調整に上限下限が設定されている。
一方で、自由料金は、上限下限の設定がないのが特徴。
つまり、規制料金の方が、電気料金が高騰するリスクが少ない。
自由料金は、通常の電気料金が安くしてある傾向だが、燃料調整費の変動によって電気料金が高騰するリスクがある。
ここは、プラン比較を行い、割安な電気料金で得られるリターンと燃料費調整が高騰するリスクをしっかりと見比べる必要なある。
私の家庭では、日中も夜間でも使用量に偏りがないため、自由料金で得られる価格のメリットがあまりないため、安定感を求め、規制料金を選んでいる状況。
エコキュートなど夜に使用量が多くなるご家庭などでは、夜間の単価が安くなるプラン(自由料金)を選ぶとメリットは大きくなる。
よくあるQ&A
- 電力会社が倒産したら停電するのか?
-
いいえ。停電しません。
自動的に地域の一般送配電事業者に電気の契約が切り替わり、倒産後も継続して電気が使えます。
ただし、新しい電力会社への契約できるまでの、臨時的な契約(1ヶ月)となるため、急いで新しい電力会社を選ぶ必要がある。
- 乗り換え前の電力会社へ解約の連絡をしないといけないの?
-
いいえ。乗り換え後の電力会社が取次するため、連絡不要です。
もし、乗り換え前後2つの電力会社から請求書が届いた場合は、乗り換え後の電力会社へ連絡して、解約処理を依頼してください。
- 電力会社の乗り換えを複数回すると、ブラックリストに載るの?
-
基本的には、載りません。
電力自由化によって乗り換えすることを認められているため、乗り換えによって顧客が不利益を被ることはあリません。
ただし、電気料金の支払い遅延など契約不履行の場合は除く。
私ならこうやって乗り換えする
大きく2通り方法があるが、
- 自分で電力会社を選んで乗り換える
- 見積もり比較サイトで乗り換える
自分で電力会社を選んで乗り換える方法
最初に、価格ドットコムで見積もりを開き、シミュレーションスタート
次に、現在お住いの郵便番号や電力会社、世帯数、使用量を入力して検索
すると、入力情報を元におすすめの電力会社のプランを比較してくれるのだ。
非常にわかりやすく、便利なのだが、ここで損しないためにチェックしておくべきことを解説✅️
私の入力情報で、一番上に表示されたプランだが、一番上に表示されるのは赤枠の節約額が大きいもの。


出典:価格.COM
赤枠ばかり見ていると、損してしまう可能性がある。
実は、注目すべきところは青枠の電気代なんです。
よく見ると、3500円くらい高くなっている。危ない。
キャンペーン等の特典でお得に見せかけられている⚠️
1年経ったらまた別の電力会社に乗り換えればいいじゃんと思うかもしれないが、契約期間と違約金についてしっかり確認しておかないと、解約金で損してしまうなどの注意が必要。
なので、青枠の電気代も安くなるようなプランを探しつつ、市場連動型プランではないか、燃料費調整の変動額を見比べて最適な選択をしてほしい。


出典:価格.COM
見積もり比較サイトで乗り換える
なんか面倒くさいな。よくわからん。という方は、プロに任せるという手もある。
一括見積りサイトで、電力会社の候補を出してもらい、本記事のよくある落とし穴を中心に質問攻めして、納得いくプランを選んでほしい。
実際にこのサイトを使った乗り換え方法や感想については、後日解説したい。
まとめ
✅️電気料金の内訳を大きく分けると、基本料金、電力量料金、再エネ賦課金の3つとなっており、プランによって特徴が異なる。
乗り換えの主な手順は、
- 乗り換え先の電力会社とプランを選定
- 新しい電力会社と契約
- 乗り換え前の電力会社を解約(連絡不要)
✅️よくある落とし穴は、市場連動型プランや燃料費調整額の高騰により、電気代が高くなってしまうことがある。
✅️初心者の方は、エネチェンジで乗り換えがオススメ